歯科医院のキシリトールガムって何か違うの!?
2017/03/19
歯に良い甘味料、むし歯にならない甘味料として、すっかりおなじみになったキシリトール。
むし歯にならないだけでなく、むし歯の発生・進行を予防するという効果もあり、今では多くの菓子類にも配合されるようになりました。

中でも、キシリトール配合と聞いて一番に思い浮かべるのが、『ガム』ではないでしょうか?

◆ ガムに違いが!?
たくさんの種類のキシリトール配合ガムが販売されていますが、あなたはどのような基準で選んでいますか?
お気に入りのフレーバーや価格など、さまざまな要素はあると思います。
これからは、そこに『キシリトールの配合割合』という選択肢を加えてみてはいかがでしょうか?

キシリトールの配合割合を計算するのは、意外と簡単です!
ガムのパッケージに記載されている
『キシリトールの量÷炭水化物の量(g)』
これを計算することで、ガムの糖質(甘味料)に占めるキシリトールの割合が分かります。
例えば、「キシリトールの量=炭水化物の量」であれば、キシリトールの割合が100%ということになります。
キシリトールの効果を期待するのであれば、キシリトールの配合割合が高いほうが良いのは当然ですよね!
市販品のガムは、キシリトールの配合割合が約50%ほどの商品が大多数です。

一方、歯科医院で販売されているキシリトールガムの場合、キシリトールの割合が100%という商品も珍しくありません。

「キシリトール配合ガム」という点では同じガムかも知れませんが、歯科医院で販売している商品にはちょっとしたヒミツがあるんです!
ご自身のガムはもちろんですが、お子さんのおやつを購入する際にも、パッケージの数値に注目してみてください!
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