入れ歯のお手入れ、お忘れなく!
2017/08/26
毎日歯みがきをするように、入れ歯も日々お手入れが必要です。

むし歯の原因となるプラーク(歯垢)は入れ歯にも発生し、そのままにしておくと入れ歯が劣化し、ひどい場合は義歯性口内炎や内臓疾患、口腔内器系の疾患の原因になることもあります。
毎日のブラッシングと同様、入れ歯もきれいに洗いましょう。
一般的なお手入れの手順
1.毎食後、食べカスやぬめりを洗い流す
2.歯ブラシを使って入れ歯をみがく
3.洗い流して水を張った容器などに保管する(入れ歯を乾燥させてしまうと、変形やひび割れが起こることもあるので、乾燥させないように保管しましょう)
歯ブラシで磨く場合、歯磨き剤は使わず、力を入れ過ぎずみがきましょう。
汚れが特にひどい場合は入れ歯洗浄剤を溶かしたぬるま湯に一晩つけておきましょう。この時、熱いお湯で入れ歯が変形する恐れがあるので必ず水かぬるま湯を使いましょう。

洗浄液で洗った後、歯ブラシを使って仕上げ洗いをします。
この時は流水で洗い流してください。手が滑って入れ歯を落として破損させないよう、水を張った洗面器などの上で洗えば安全ですね。

入れ歯も長期間使用しているうちに歯肉部分にあたって痛みを感じたり、ぐらぐらして安定しない、会話がしづらいなどの症状がある時は入れ歯が合っていないことがあります。
合っていない入れ歯を使い続けてしまうと、その刺激によって歯ぐきが痩せてしまったり、入れ歯がますます合わなくなったりすることがあります。
違和感があれば放置せずに、速やかに歯科医院で相談してください。

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